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デザイン技法と原則 - フォトグラフィの要素

絞り

しぼり(イラストレーションとフォトグラフィ

意味 レンズの開口部の大きさ


絞りとは?

絞りは、カメラのレンズに開けられた穴の大きさを調整する機能です。F値で表され、数字が小さいほど開放で光量が多く、大きいほど閉じて光量が少なくなります。被写界深度(ピントの合う範囲)にも影響を与えます。

絞りの具体的な使い方

「背景をぼかしたい場合は、絞りを開放気味に設定するといいよ。」

写真の背景をぼかす効果を得るための撮影テクニックを説明した文です。絞りを開放(F値を小さく)にすることで、被写界深度が浅くなり、背景がぼける効果が得られることを示しています。

絞りに関するよくある質問

Q.絞りを開放にすると何が変わる?
A.絞りを開放(F値を小さく)にすると、以下の変化が起こります: 1. 光量が増えて明るく撮影できる 2. 被写界深度が浅くなり、背景がぼける 3. ボケ味(ボケの質感)が変化する ポートレートなどで背景をぼかしたい場合に有効ですが、風景写真など広い範囲にピントを合わせたい場合は適していません。
Q.絞り優先モードとは何?
A.絞り優先モードは、撮影者が絞り値を設定し、カメラが適切な露出になるようにシャッタースピードを自動で調整するモードです。被写界深度や光量をコントロールしたい場合に使用します。ポートレートや風景写真など、被写界深度の調整が重要な場面で特に有用です。
Q.絞り値とレンズの明るさの関係は?
A.レンズの明るさは最小(最大開放)の絞り値で表されます。例えば、F1.8レンズはF4.0レンズより明るく、暗い場所での撮影や背景のぼかしに適しています。ただし、明るいレンズほど大型で高価になる傾向があります。

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