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デザイン原理 - ゲシュタルト原理

閉合

へいごう(知覚と認知

意味 欠けた形を補完して認識


閉合とは?

閉合とは、図形の一部が欠けていても、脳が自動的にその部分を補完して、全体を認識する法則です。デザイン要素の一部を意図的に欠けさせることで、ユーザーの想像力を掻き立て、印象的な表現をすることができます。

閉合の具体的な使い方

「ロゴマークに閉合の法則を取り入れることで、シンプルながらも印象的なデザインを目指しました。」

ロゴマークのデザインの一部を意図的に欠けさせることで、ユーザーにロゴマーク全体を想像させています。シンプルながらも記憶に残るデザインになっています。

閉合に関するよくある質問

Q.閉合の効果的な使用例は?
A.ロゴデザインやアイコン作成時に効果的です。例えば、円の一部を欠けさせても脳が全体を円として認識するため、シンプルでありながら印象的なデザインを作れます。また、テキストの一部を隠しても読めるデザインにも応用できます。
Q.閉合と余白の関係は?
A.閉合は余白を効果的に活用するテクニックの一つです。デザイン要素の一部を意図的に欠けさせることで、余白を積極的に取り入れ、シンプルでクリーンな印象を与えることができます。同時に、ユーザーの想像力を刺激し、エンゲージメントを高める効果も期待できます。
Q.閉合を使いすぎるリスクは?
A.閉合を使いすぎると、デザインが不明瞭になったり、ユーザーに過度の認知負荷をかけたりする可能性があります。特に重要な情報や操作に関わる部分では、明確さを優先し、閉合の使用は控えめにすべきです。デザインの目的や対象ユーザーに応じて適切に使用することが重要です。

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