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デザイン心理学 - フローの要素

オートテリック体験

オートテリックたいけん(フロー理論

意味 活動自体を目的とする体験


オートテリック体験とは?

オートテリック体験は、その活動自体が目的となり、外部からの報酬や結果を求めずに楽しむ経験のことです。内発的な動機付けによって生まれ、活動そのものに没頭し、充実感を得られる状態を指します。

オートテリック体験の具体的な使い方

「このゲームデザインは、プレイヤーにオートテリック体験を提供することを目指しているんだ。」

ゲーム設計において、プレイヤーが外部の報酬ではなく、プレイ自体を楽しむ状態を目標としている状況を表した文です。ゲームそのものが楽しく、没頭できる体験を作り出す意図が含まれています。

オートテリック体験に関するよくある質問

Q.日常生活での例は?
A.趣味の読書、楽器演奏、スポーツ、料理など、活動自体を楽しむ経験が該当します。これらは外部からの報酬ではなく、活動そのものに喜びを見出しています。
Q.デザインでどう活用する?
A.ユーザーが自然に没頭できる環境を作り、活動自体に価値を見出せるよう設計します。例えば、ゲームでは達成感や探索の楽しさを重視し、学習アプリでは知識獲得の喜びを強調します。
Q.外的報酬との違いは?
A.外的報酬(賞金や評価など)は短期的な動機付けになりますが、オートテリック体験は内発的動機付けに基づくため、より持続的で深い満足感をもたらします。

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